2025年の山行振り返りと来年の目標

年の瀬が近づいてきましたので、2025年に登った山を振り返りたいと思います。
今年は年明けに病気が発覚し、気持ち的に休まらない年でした。仕事やプライベートでも休職やら帰省やら、復職やら出張やらとなんだかイベントが多かったように思います。休職中はのんびり過ごせていたのですが、復職するとやはり仕事が生活のメインになってしまうのでのんびりするのはなかなか難しいですね。ストレスや睡眠不足によって悪化する病気なので、来年はもう少し仕事を減らしてぼーっとする時間を多く取りたいです。(去年も言っていた気がしますが…)
そういう事情もあり、今年はあまり積極的に登山に気持ちが向かわなかったように思います。数年前、元気なうちに百名山に登りたいと発起して以降なるべく百名山を登るようにしていたこともあり近場で行きやすい百名山は登ってしまったので、すこし目標を持ちづらくなっているように思います。
登っていない百名山を目指して東北や北海道といったところにも行きたいのですが、なかなか腰が上がりません。燧ヶ岳なんかは尾瀬夜行の便まで調べたのですが結局時間的に難しくて諦める…というようなこともありました。プランニングに時間がかかるわりに、調べた結果やらない、ということも発生するので、調べるのがどうしても手間になってしまうのですね。
少し前、AI が出てきたときは、「これに聞けばプランニングが楽になるかも」と思っていろいろ相談したのですが、登山口ってどうしても地域のバスやたまにタクシーを使うようなマイナーな場所になってしまうので、メジャーな情報をまとめるのが得意な AI はあまり役に立たず、結局自分で調べることになっていました。ただ、この前試しにプランニングに使ってみたところ、以前よりだいぶ良くなっているようなのでこれからは活用できるかもしれませんね。
余談ですが、AI の発展が著しく、エンジニアでないわたしでもかんたんなものはすぐに作れそうです。百名山情報をたくさん notebookLM に読み込ませて、実力にあった山の提案をしてくれるツールや、歩いている動画をアップすると正しい歩き方を提案してくれるツールくらいは簡単に作れそうです。ちょっとやってみたいですね。
さて本題の山行の振り返りに移りたいと思います。
百名山
今年は8座に登り、いままで登った百名山は全部で42座になりました。2023年、2024年ともに10座以上登っていたので今年は少なくなってしまいました。
一方で百名山を登ることだけに集中してしまうと、目当ての山に登れそうか登れなそうかお天気にピリピリしたり、遠方の山を効率的に回るため付近の観光がおろそかになってしまったり、アスリートのような向き合い方になってしまって、それはそれで登山が苦しいものになってしまうようにも感じています。
仕事やプライベート、体調の都合がどうしても生じるため、登った数には一喜一憂せず細く長く登っていって、いつか達成できるといいな、と捉えたいと思います。(実際、来年には50座は達成しそうですし…)
3月・上州武尊岳
【3月☀️】高速バスで行く雪山武尊山 / たかなさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ
夏山より冬の方が登りやすいという噂を聞いて、上州武尊岳に冬に行ってきました。残雪期の終わりかけだったためか、登る人がほとんどおらず、しかも岩雪ミックスの箇所もあり、コースタイムのわりに大変だった気がします。尾瀬方面(たぶん)の山がよく見えて、このままずっと稜線沿いに新潟や福島方面まで行けてしまうような気がしました。
4月・丹沢山
【4月☀️】電車とバスで行く1泊2日丹沢山(みやま山荘泊) / たかなさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ
丹沢はいつ行っても人が多いので、平日に行ってきました。(それでも人が多かったですね。)バカ尾根は2回目でしたが、やっぱり長くてきついのでもう登りたくないです…。今度は檜洞丸や蛭ヶ岳に行ってみたいです。
5月・天城山
【5月☁️】マイカーで行く天城山・周回コース / たかなさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ
以前登ろうと思い立ったときは冬になっており、路面凍結が心配で行けなくなっていました。標高が低い山なので、夏になる前に行ってしまおうと思ってえいやで行きました。南国気分を味わえる山でした。
7月・火打山と妙高山(妙高山は撤退)
【7月🌤️☂️】マイカーで行く火打山と妙高山(撤退) / たかなさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ
高谷池ヒュッテがとってもいいと聞いて泊まりに行ってきました。ただ登山口までが遠かった…。高谷池ヒュッテは噂通り良いお宿で、相部屋の個人ブースは広いしトイレが水洗でびっくりしました。火打山では残念ながら雷鳥には出会えませんでしたが、池塘がきれいでしたね。妙高山は残雪に阻まれ無理せず下山しました…。秋にリベンジも考えましたが遠すぎて前泊か後泊かしたかったのですがその時間が確保できませんでした…。
7月・男体山
【7月☀️】電車とバスで行く男体山 / たかなさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ
東京からは比較的アクセスが楽でよかったですね。ただ日光なので人が多くって気疲れしました。標高差の大きい登りごたえのある山で、登っていて楽しかったです。次に行くときは前泊か後泊して温泉を楽しみたいなあ…。
7月・薬師岳
【7月☁️☔️☀️】レンタカーで行く前泊1泊2日薬師岳 / たかなさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ
友人と登るので、行きづらくて遠い山に行ってきました。後立山連峰が見事で、山小屋についてから小屋の近くでコーヒーを飲む時間が至高でした。途中雨が降ってしまって大変でしたが、晴れていたらずっと気持ちのいい稜線歩きだろうな〜と感じます。余談ですが YAMAP の GPS がバグって登頂していないことになってしまったので、またいつか行きたいなと思っています。
8月・大台ケ原
【8月☁️☔️】電車とバスで行く大台ヶ原山 / たかなさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ
大阪旅行に行った際に一日時間が取れたので、景色が良いと聞いていた大台ケ原に行ってきました。一面に山が広がる修験の場という感じで素晴らしかったのですが、良かれと思ってやった人為的な介入により樹木が枯れてしまってササ原が広がってしまっているそうで、人間の自然破壊について考えさせられました。
12月・谷川岳
【12月☀️】始発の新幹線で行く日帰り谷川岳 / たかなさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ
公共交通機関でアクセスしやすくて日帰りできてこの時期登れて、まだ登っていない百名山がもうここくらいしか思いつかない…という感じで登ってきました。昨年行こうと思ったときには残雪期に差し掛かっていて雪崩が危なかったのもあり、新雪のうちに行っておこうと思ったのです。登りやすいしきれいで良かったのですが、、人が多かったですね…。
新規の百名山以外
近場の百名山は大体行ってしまったこともあり、百名山以外を登ることのほうが多かったです。百名山以外にも思い出に残った山行を紹介します。
雲取山(五十人平野営場テント泊)
【5月☀️】電車・バスで行く/五十人平野営場でテン泊・雲取山 / たかなさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ
登山を始めて少しした頃、背伸びしてはじめてテント泊をした思い出の場所が奥多摩小屋キャンプ場でした。それから少しして奥多摩小屋でのテント泊は禁止となり、小屋も壊されてしまって残念だなと思っていたのですが、今年五十人平野営場としてリニューアルオープンしていても経ってもいられず(?)早速泊まってきた山行です。
以前泊まったときは星が綺麗だった気がするのですが、記憶が美化されているのか、今回はあまり見えませんでしたね…。テント場が西を向いているので星は見えづらいかもしれません。
野営場から雲取山まで行くのもけっこう急登で大変なので、次に行くときはテント泊だけして帰ってもいいかもなあと考えています。
五十人平野営場は冬(4月まで)は完全閉鎖で、自己責任で使用するのも避けてほしいとのことです。
笠取山
【9月☀️☁️】電車とバスで行くテン泊笠取山 / たかなさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ
奥多摩でまだ登っていなくて評判のいい山だったので、気候が温かいうちに登ってきました。平日だったこともあり、ほとんど人がおらず静かな山行となりとてもよかったです。東京方面からならアクセスもかなりいいと思います。沢沿いにゆるい傾斜を登っていくので、登山道としても気持ちがいいです。
テント場はほぼ貸し切りでした。テントを張ったあと、特に何をするでもなくぼーっとして飲み物を飲む時間がいいですよね。
八ヶ岳の硫黄岳・天狗岳(オーレン小屋泊)
【10月☀️】電車とレンタカーで行く硫黄岳・天狗岳 / たかなさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ
友人が久々の登山ということで、そこそこ易しく・充実感のある山ということで八ヶ岳に行きました。
オーレン小屋に泊まったのですが、これがとてもよかったです。硫黄岳にも天狗岳にも近いので1泊して両方の山を荷物が少ない状態で楽しむことができました。まったくの初心者の方にはおすすめしませんが、本格的な山を登ってみたいなという方にはとってもいい山だと感じました。
お風呂もあるし、ご飯もおいしいし、トイレはきれいだしで山小屋としても過ごしやすかったです。
来年の目標
細く長く登りたいとも言いましたが、やっぱり百名山には体力のあるうちに登りたいという思いは強くあります。
百名山では、次のところにいきたいな!と思っています。
南アルプスにも行きたいのですが、あそこはアクセスも悪く行動時間も長いので十分な時間が取れるか心配です。
2025/12/13 ☀️ 始発の新幹線で行く日帰り谷川岳

今シーズン初の雪山!ということで気合いを入れられつつ、かつ手軽に登れそうなところ…ということで谷川岳に登ってきました。
冬の谷川岳は3年くらい前にモンベルの雪山講習で行ったことがあったのですが、この時は天気が悪く天神平にも行かずにロープウェイ乗り場の近くの雪のかたまりを使って滑落停止訓練をするというもったいないことをして悔しい思いをしていました。

なんとかリベンジを…と思っていたのですが、久々の朝の早い登山だったため、登山当日に5:45の電車に乗るつもりが、5:30に目覚めるという大ポカをやらかしました。身だしなみも整えずダッシュで駅に向かってなんとか間に合いましたが心臓に悪かったです。
山の感想

お天気がよく、風もなくて最高でした⭐️
ずっと暖かく、アウターウェアを着ると暑いくらいでした。
やまなみがず〜っと続いていて、どこまでも尾根沿いに行けそうな気がしてきます。
私は山座同定ができなかったのですが、周りの方のお話を聞くに浅間山、至仏山、燧ヶ岳、上州武尊などが見えるそうです。

雪崩多発地帯だ、とか、険しい山だ、とか聞いていたので覚悟していたのですが、八ヶ岳の天狗岳や唐松岳、上州武尊岳といった過去に登った雪山より難しい印象は受けませんでした。
登りがけっこう厳しく、息も切れるし時間はかかるしで帰りの時間を心配していましたが、下りは道がふかふかで岩場もなく考えずにガンガン下ればよいので、思ったより早く済みました。
晴れた土曜だったこともあり、人がめちゃくちゃ多かったです。登りも下りも渋滞に巻き込まれました。
やや不安な装備をされている方もいて気を揉みました。オキの耳↔︎トマの耳間でチェーンスパイクだけで登るのはやめてほしい……。
道の状況
よく踏み固められていましたし、トレースも明瞭で迷うことはないんじゃないかと思います。
前日の天気が悪く、ラッセルが必要かもと心配していたのですが、タイミングがよかったのか特にラッセルは必要ありませんでした。

帰りに気づいたのですが、ロープウェイ乗り場から登る坂の途中に巻き道がありました。黄色の方に皆さん登るのですが、赤い方にも道があり、そちらのほうが高低差が少なく楽そうでした。

道具について
スノーシューを使っていた方もいましたが、その方曰く、道幅が狭いからスノーシューよりアイゼンの方がよかった…とのことです。
ピッケルを持っていきましたが、そこまでの急斜面や危険なトラバース箇所はなく、あまり使うところはなかったように思います。トレッキングポールのほうが特に下りで役に立ちました。
アクセス
始発の新幹線を利用して、なるべく早くヨッホに向かいます。そこからは関越交通のバスに乗ります。夏は上毛高原駅を8:00に出るバスがありシームレスなのですが、冬は8:35がバスの始発になるのでけっこう待ちます。
帰りの新幹線は、上毛高原を16:13,17:28,18:24発になります。ただ、バスはこれに接続していません。
16:13の新幹線に乗りたい場合、ヨッホを14:50発のバスに乗る必要があり、かなり急ぐ必要があります。
実際のタイムスケジュール
6:36 東京駅発 たにがわ401号
7:50 上毛高原駅着
8:35 上毛高原発、谷川岳ヨッホ行きバス
※冬季はこれが上毛高原駅からは最速の乗り換えになります
9:30ごろヨッホ着
10:00ごろ天神平着
🏔️登山🏔️
15:30ごろ天神平発
16:12谷川岳ヨッホ発、上毛高原駅行きバス
※頑張れば15:45発のバスに乗れたが、乗る新幹線は同じになるため、少しヨッホでのんびり
17:00ごろ上毛高原駅着
17:28 上毛高原駅発、とき330号
18:40 東京駅着
他の方の登山記録を見ると、行きについてはたにがわ401号に乗って越後湯沢駅で降り、上越線に乗り換えて土合駅まで行きそこから歩くと9時ごろにヨッホに着くため、そちらのほうが早く登山を開始できそうです。また帰りも、水上駅までバスで行くと、近くのスーパー銭湯に入って水上駅→越後湯沢駅→東京方面というルートが取れるのでお風呂とご飯が楽しめそうです。
費用
🚄東京〜上毛高原: 片道5490円(自由席)、5820円(指定席、新幹線eチケットを利用の場合)
🚌上毛高原〜谷川岳ヨッホ: 片道1600円
🚡ヨッホ↔︎天神平駅:往復3000円
バスの時刻表や運賃
下記からご確認ください。
お得なチケット
上毛高原駅からヨッホまでの往復は3200円ですが、上毛高原駅~谷川岳バスフリー乗車券を買うと2700円になります。ジョルダンのアプリを入れてそこから購入するのが少し手間ですが、買わない理由がないくらいお得です。詳細は、関越交通のサイトからご確認ください。
往復で使うだけでも十分お得ですが、途中下車も可能ですし、天神平のレストランで使える飲み物券がついてきます。ただ、このレストランは15時ラストオーダー、15:30閉店で、今回はせっかくのクーポンが使えませんでした…😢

事前に確認したサイト
日本雪崩ネットワーク
雪崩が心配だったので確認しましたが、まだ情報が載ってないようでした。残雪期の方が危ないのかもしれません。
Windy
3日間くらい先までの雨雲の様子を見ることができます。日曜より土曜の方が天気が良さそうだと判断して土曜に登ることにしました。
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この記事は下記の YAMAP の登山記録の転記になります。他の写真もアップしていますので、ご興味のある方はぜひご覧ください。
【12月☀️】始発の新幹線で行く日帰り谷川岳 / たかなさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ
2025/10/09-10 🌤️ 電車とレンタカーで行く八ヶ岳の硫黄岳&天狗岳

友人とオーレン小屋に泊まって、硫黄岳と天狗岳をまわってきました。小屋に荷物を置けるので、かなり楽に歩くことができました。
オーレン小屋はご飯もお風呂も充実しているし、硫黄岳も天狗岳も景色の素晴らしい山で、全部の時間が満足のいく、思い出に残る山行になりました。
朝方はかなり冷えましたし(外は最低3度だったそうです)、天狗岳では強風が吹いて寒かったので、気持ち多めに防寒対策はした方がいいかもしれません。
コースの印象
硫黄岳


山頂からの景色は最高でした!他の山と違って山頂が崖になっており、火口を見ることができます。その巨大さから、硫黄岳ができるまでの時間の長さ、力の強さに打ちのめされます。
山頂では火口を見るのもいいですし、赤岳方面を見ても天狗岳方面を見ても綺麗です。晴れていたら北アルプスも見えます。
初心者向けのルートとして紹介されていることもありますが、ザレた道やちょっとした岩場もあるため、まったくの登山初心者を連れていくには向かないルートかなと思いました。
ただ労力のわりには、景色は変化に富んで山頂からの眺めは良いので、これから本格的に登山をやっていきたい方には良さそうです。
周回のルートについて
今回下りに使った硫黄岳から赤岩の頭付近分岐を通るルートの方が、夏沢峠を経由するルートよりも傾斜がきつく段差も大きいように思いました。ですので、オーレン小屋からの周回の際は、今回私たちが取ったルート同様、上りは夏沢峠経由、下りは赤岩の頭付近の分岐経由の方が楽かなと思います。
天狗岳


根石岳〜東天狗岳〜西天狗岳は眺めもよく、稜線歩きの楽しさが味わえました。砂場っぽい道や岩場っぽい道があり、飽きずに歩くことができます。
山頂からは蓼科山も望めます。前日に硫黄岳から見た赤岳までの稜線を足して、「八ヶ岳の縦走、長い〜〜〜〜〜〜!」と思いました。
風が出て寒かったです
根石岳から東天狗岳までは風が強く、薄い長袖+ジャージ+薄手のダウン+レインウェアでも少し寒いくらいでした。少しよろめくこともあったので、風速10m/sくらいあったかもしれません。
聞いた話ですが根石岳山荘の小屋の方曰く、これくらいの風はよくあるそうなので、風への備えはした方が良さそうです。
根石岳山荘で休憩したり、トイレ利用したり(1回100円)もできるので体制を整えて向かうと良いと思います。
オーレン小屋
桜平登山口からよく整備された道が続きます。川沿いに登っていくと、夏沢鉱泉を経てオーレン小屋に着きます。登山口から1.5時間で行けるので、かなりアクセスがよいです。
また、90人ほど泊まれる大きな小屋ですので広々していて気持ちがいいです。
朝は、外は最低3度になったそうで、小屋内もかなり肌寒かったです。

大部屋の様子

2段ベッド式になっていました。ベッド間の仕切りはなく、よくある山小屋の大部屋という感じでした。
今回は大部屋に私たちだけだったので、荷物も寝床も広げられたのですが、人が多いときは狭い印象を受けるかもと思いました。個室も別料金で予約できるので、気になる方は予約するとよいかと思います。
充電
大部屋の入り口に、無料で20:30まで使えるコンセントがありました。
ご飯

夜はスタミナばっちりの桜鍋でした。ご飯とお味噌汁はおかわりできます。
お酒
お酒も充実しています。生ビール中ジョッキ(キリン)が1,000円、ご主人こだわりの日本酒も一合1,000円と、山で飲むにはリーズナブルなお値段でした。
一日目の晩ごはんの時に飲んだ生ビールがびっくりするほど美味しかったです。
お水・お湯
宿泊者は無料でお水とお湯をいただくことができます。
お風呂

宿泊者は15:00〜17:00の間でお風呂に入ることができました。私が泊まったときは、入れるお風呂が一つしかなく、グループごとに交代で入りました。
石鹸やシャンプーは使えませんが、汗が流せますし湯船にも浸かれて疲れも取れます☺️
テント場

泊まっていないので見ただけですが、地面が固そうな印象を受けました。いくつかパレットが置いてあったので、早めにいって取れると良さそうです。
↓オーレン小屋のWebサイト
アクセス
茅野駅まで:電車
行きは、茅野駅9:07着のあずさ1号を使いました。当日は木曜にもかかわらず満席だったので、早めに予約をした方がよいです。
また帰りの便も、16時から18時台の上りのあずさは満席ばかりだったので、帰る時間がある程度読めているのであれば事前に予約をした方が良さそうです。
茅野駅から桜平まで:レンタカー
レンタカーを利用して向かいました。コンパクトカー(ソリオ)を30時間ほど借りて15,000〜20,000円ほどでした。
桜平駐車場
桜平分岐(唐沢鉱泉と桜平方面の分岐)以降は、車が一台通れる程度の広さの林道が続きます。小石も、穴も多く、かなり悪い道です。ただ、四駆はなくとも向かえると思います。
桜平駐車場は、登山口に近い順に上中下の3つあります。道が悪いため上までは諦めて、中の駐車場に停めました。トイレもありますし、登山道までそこまで遠くないので、こちらで十分だと思います。
中の駐車場も、金曜のお昼ごろは1/3ほど埋まっていました。
下山後の温泉
茅野駅までの道の途中にある尖石の湯に行きました。露天風呂のみ・石鹸やシャンプー利用不可のクセ強・ストロングスタイルのお風呂です。平日は大人一人1,100円でした。
森の中の露天風呂としか形容できないところで、お風呂に入りながら鳥がさえずり飛び回る様が見えました。これはこれでとてもおもしろいお風呂だったので、一度行ってみてもよいと思います。好きな人は好きだろうけど嫌いな人は嫌いだろうな…。
別料金で内湯もあるようです。
参考にしたルート
オーレン小屋で紹介されているコースを取りました。たしかに良いコースでしたが、コースタイム通り歩けることが前提なので、体力に自信のない方はもう少し時間に余裕を持った方がいいかも…と思いました。
2日間フルで登山せず、硫黄岳のみ or 天狗岳のみでも十分楽しめると思います。
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この記事は下記の YAMAP の登山記録の転記になります。なにかしらご参考になれば幸いです。他の写真も YAMAP の記録の方にアップロードしていますので、ご興味のある方はぜひご覧ください。
【10月☀️】電車とレンタカーで行く硫黄岳・天狗岳 / たかなさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ
2025/09/25-26 🌤️ 電車とバスで行くテン泊笠取山

ここひと月ほど登山に行けていなかったので、リハビリのため前々から行ってみたかった笠取山に行ってみました。
作場平からのルートが最短ですが、そこはマイカーでないと行くことができません。一人で登るだけですし、長時間の運転を避けるため電車とバスを利用して、新地平(しんちだいら)から登りました。奥多摩の山脈らしい、明るくて気持ちの良いコース・テント場だったので、またのんびりテント泊をしに行きたいなと思いました。
コースの印象
少し距離はありますが、川沿いの気持ちのよいコースで、人も少なく快適でした。甲武信岳の毛木平コースに似ている印象で、川沿いにダラダラと登っていくためそこまで疲労感がないように思います。

↓過去に甲武信ヶ岳を毛木平から登った記録
雁峠までは川沿いに登ります。川を何回か渡渉します。靴を丸ごと全部川に入れるような箇所はないのですが、滑りやすい石もあるので気をつけてください。ストックがあると渡りやすいと思います。

川沿いに登りきったあと、雁峠まで30分ほど少し急な登山道を登っていきます。息も切れ切れですが、登りきったあとの景色が素晴らしいです。

雁峠からは稜線の上を歩きます。笹が多く、明るく開けた印象を受けました。
笠取山のテント場

休日のみ管理人さんがいるようで、泊まった日にはいらっしゃいませんでした。
小屋前にノートがあり、そこに名前と金額と書いて料金をポストにいれるシステムになっていました。1張1000円でした。小屋の裏に張るように指示がありました。小屋の裏にはだいたい10張ほど張れるようになっています。
小屋の近くに綺麗なバイオトイレがあります。
水場は小屋から2分ほどのところにありました。小さなゴミも入っておらずきれいな水でした。
夜はそこまで冷えませんでした。おそらく10度程度はあったように思います。冷え性だったので心配してコンフォート0℃のシュラフ+シュラフカバーで寝ましたがぬくぬくでした。夜、寝ている間に草をむしる音とフンスフンスという鼻息が聞こえたので、もしかしたら近くまで鹿が来ていたのかもしれません。
↓笠取小屋のWebサイト
登山口
新地平バス停の少し南(山梨市駅側)に公衆トイレがあります。笠取小屋まではトイレはないので、登山前に済ませておいたほうがよいです。
近くには自販機もないので、飲み物は事前に用意したほうが良いです。

登山口へのアクセス
山梨市駅あるいは塩山駅から新地平へバスで向かいます。
平日の場合と、土日祝の場合で異なるようです。
平日の場合…
山梨市駅から山梨市市民バス西沢渓谷線
山梨市駅9:12発、新地平10:10着
www.city.yamanashi.yamanashi.jp
土日祝と繁忙期の場合…
平日のルートに加えて、塩山からも行けます。
山梨交通西沢渓谷線を利用します。
※Googleマップで経路検索を行っても、塩山発の土日祝しか使えない誤ったルートが案内されるので気をつけてください。
参考にしたルート
こちらのブログのルートを参考にしました。
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この記事はYAMAP の登山記録の転記になります。なにかしらご参考になれば幸いです。他の写真も、下記の YAMAP の記録の方にアップロードしています。
【9月☀️☁️】電車とバスで行くテン泊笠取山 / たかなさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ
2025/07/04-05 🌤️☂️ マイカーで行く火打山・妙高山(撤退)

1泊2日で火打山と妙高山に登ってきました。笹ヶ峰からの周回コースで1回の山行で百名山を2座も登れるとはなかなか良いな〜と思って選んだコースでしたが、妙高山へ行くのは時間的にもコース難易度的にもけっこうきつかったですね…。結果的に妙高山へは登れず途中で撤退してしまったのですが、早めに降りられたので山麓の温泉にのんびり入って渋滞を避けて帰ることができたのでこれはこれでよかったかもしれません。
↓参考にしたモデルコース
1座しか登れなかったから残念かというと全くそんなことはなく、火打山は天狗の池や高谷池、黒沢池など、池塘が多くありお花畑も多く、とても穏やかで優しい感じのする素敵な山でした。季節もよかったかもしれませんが、サンカヨウやイワカガミ、ワタスゲなど多くの高原植物を見ることができて楽しめました。


妙高山にはまたリベンジのために登りたいなと思います。妙高高原スカイケーブルを使うと楽に登れそうなので、次回はそちらを使おうかなと思います…笑
高谷池ヒュッテについて


小屋は新しくてきれいだし、お部屋は広いしとってもよかったです。普段は他の方の物音で5時間くらいしか眠れないのですが、高谷池ヒュッテでは8時間弱も眠れました。
- 相部屋:新館の大部屋へ宿泊しましたが、個室部分は横が2m、高さ1.5mはありそうなくらい広かったです。荷物も楽々置け、ゆったりと休むことができました。(本館の方のお部屋は宿泊してないのでわかりません)消灯時間は20時だったのですが、20時前から寝ている方も多くいました。
- 充電:17時〜20時半まで充電可能です。1回200円。
- トイレ:24時間利用可能な水洗トイレで綺麗です。全く臭くなくて感動しました…。
ご飯:晩ごはんはおかわり自由のハヤシライスとカレーライスでした。特にハヤシライスは乳製品の濃厚な風味がして美味しかったです。カレーも、小麦の代わりに酒粕と米粉を使うこだわりのレシピのようです。 - お水:ペットボトルのいろはすの販売があるのみで、1回100円で水筒に注いでもらうというようなことはできません。いろはすは1本400円でした。
- 電波:受付前の窓の近くではたま〜に SoftBank の電波が1,2本立ってLINEで文字を送るくらいのことはできました。
- テント場:ヒュッテの近くにテント場があります。まだ雪が溶けておらず、みなさん雪の上にテントを張っていらっしゃいました。
関連するWebサイト
高谷池ヒュッテ
ヒュッテの予約サイト
路面の状況
高谷池ヒュッテの方からは12本爪アイゼンとピッケルが推奨されているが、大倉乗越まで行ってみて厳しそうなら無理せず引き返してほしいと言われていました。
黒沢池ヒュッテ〜大倉乗越
雪はなく、問題なく登れます。かなり急な斜面です。
黒沢池ヒュッテの前に雪渓がありますが、ここを登るわけではありません。
黒沢池ヒュッテの前に荷物をデポすることも可能です。
大倉乗越〜長助池分岐
途中に雪渓をトラバースする箇所があり、私はチェーンスパイクでは文字通り刃が立たず木を掴みながら出ないと渡ることができませんでした。無理をすれば渡れたかもしれませんが、当時雨が降っていたこと、午後から悪天候の予報もあるなか帰りの疲れているときに渡り返すことができるか自信がなかったことから諦めて撤退しました。私の力量では少なくとも12本爪のアイゼンが必要でした…。ピッケルもあると安心だと思います。
もともとこの箇所は登山道も狭く、トラバースする箇所も多くあるためかなり注意して歩くことが求められると思います。

マイカーでのアクセス
笹ヶ峰駐車場が登山口になります。駐車場は2つあり、登山口に近い方は30台ほど、1分ほど離れた場所にある方は100台以上停められそうでした。離れた場所の駐車場にはトイレもあるので、こっちに停めたほうがよさそうです。7月5日時点では、登山口に近い駐車場は満車、離れた駐車場も3〜4割ほど埋まっており人気の山なのだろうと思いました。
前泊先
登山の前日に自宅を発って笹ヶ峰近くのテント場で前泊しました。本当は登山口のすぐそばにある笹ヶ峰キャンプ場を利用したかったのですが、7月18日まで設備故障のため利用できないということでした…。
今回は長野県のやすらぎの森オートキャンプ場に宿泊しましたが、ここも綺麗でよかったです。
下山後の温泉
妙高高原は温泉地のため、温泉はたくさんあります!
今回は途中で会った地元の人におすすめされたアルペンブリックスパに入ってきました。泥湯でめずらしかったです。800円でした。
他にも、入域協力金を払ったキーホルダーを見せると入浴料が450円から250円になる妙高高原ふれあい会館もありました。そこもお風呂に入るだけなら良さそうでした。

温泉がたくさんあったり、いもり池という良さそうなハイキングコースもあったり、前泊だけではなく後泊もしてゆっくり楽しめる場所だと思います。
今回の山行を踏まえたおすすめのコース
笹ヶ峰からスタートして笹ヶ峰に帰るのはけっこう大変でした…!欲張りすぎました。
1泊2日で火打山・妙高山の2座に登りたい場合は、笹ヶ峰を出発して燕温泉あるいは妙高高原スカイケーブル側に降りるルートが体力的には楽になると思います。
笹ヶ峰までのアクセスは、笹ヶ峰の麓にある杉野沢の民宿やホテルの登山口までの送迎付きプランを使うか、あるいは頸南バスの笹ヶ峰直行バス(夏季のみ運行)を利用することになるかと思います。
燕温泉や妙高高原スカイケーブルからは、関山駅や妙高高原駅にバスが出ているのでそれを利用するかと思います。
笹ヶ峰周回コースであれば、残雪が溶けたあとに登る・下山後にすぐに帰るのではなく近くの宿に泊まるようにすると余裕を持った工程になると思います。
お得情報
高速料金を抑える信州めぐりフリーパス
首都圏エリアや名古屋エリアからのアクセスには信州めぐりフリーパスを使うことでお得になる場合があります。長野県内の高速道路が連続する2~3日間定額料金で乗り放題+首都圏や名古屋方面からの往復付きのチケット(?)です。
私の場合は往路(木曜)が通常料金5000円ほど、復路(土曜)が通常料金3500円ほどでしたが、フリーパスを使うことで7600円まで抑えることができました。平日に行く場合は恩恵が大きいのかなと思います。
妙高高原ICは新潟県のICなのでここで降りるとこのパスの対象外になってしまうので、信濃町ICまでのICで降りる必要があります。
高谷池ヒュッテの記念品
mont-bell会員の方は高谷池ヒュッテに宿泊する際、有効期限のついた会員証を見せることで記念品をもらえます。ポストカード3枚とステッカー1枚をいただきました。
紙の会員証に有効期限が印刷されなくなってしまったので、mont-bellのアプリを入れていったほうがよいです。
入域協力金
笹ヶ峰の登山口に入域協力金として500円をカンパで求められます。500円を払うと、かわいい雷鳥のキーホルダーをもらえます。こういうちょっとした記念品があると気持ちよく支払えてありがたいですね。
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この記事はYAMAP の登山記録の転記になります。なにかしらご参考になれば幸いです。他の写真も、下記の YAMAP の記録の方にアップロードしています。
【7月🌤️☂️】マイカーで行く火打山と妙高山(撤退) / たかなさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ
立山 (No.49)

今回の山行記録
憧れの剱岳+立山三山【2023年7月下旬】 / たかなさんの剱御前山・真砂岳(富山県)・別山(富山県)の活動データ | YAMAP / ヤマップ
深田久弥「日本百名山」をリスペクトして、登った百名山についてエッセイを書こうと思います。No.は百名山に準拠しています。
今回は剱岳の内容の続きです。
最終日も晴れ。どこまでも続くような稜線を見て、冒険心が掻き立てられた。もともとは行きと同じ道を通ってまっすぐ室堂へ帰るつもりだったのだが、行きに見た立山三山の景色を思い出し湧き上がるエネルギーに身を任せ、ルートを変更して立山三山を周って室堂へ帰ることを決意した。立山はすり鉢のようになっており、雷鳥沢はその底にあたる。今回はすり鉢のフチを通って室堂へ降りることになる。
まずはすり鉢の外側にあたる剱澤を出て、すり鉢のフチのひとつである別山へ。ここは晴れていれば剱岳を正面に望む、絶好の撮影スポットだ。別山から見ると剱岳の頂は遥か遠くに感じられ、昨日あの険しい頂に立っていたことがまるで遠い昔の出来事のように感じられる。

別山以降は雷鳥沢を右手に見下ろしながら、続く稜線を歩く。足元を高山植物が彩り、時折吹く強い風が、自分が天上の道を歩いていることを教えてくれるようだった。剱岳のような岩場はないものの、両側を見下ろすと、足がすくむような高度感に襲われる。
一番最後に通る雄山には雄山神社がある。ここには古くから立山参りの参拝者が全国から集まったそうである。その理由として深田久弥は『日本百名山』の中で立山が変化に富み楽しみが多いことを挙げているが、地図も写真もない時代、そびえ立つ山々と、まるで神々が憩う広場のような眼下の景観は、まさに畏敬の念を抱かせる神聖な場所だっただろう。

雄山神社からはぐんと下る。神の領域からだんだんと人の領域へ戻っていく。雄山神社で家まで無事に着くことを祈願し、ゆっくりと下山していく。神聖な領域から、徐々に人々の生活圏へと戻っていく感覚。室堂に近づくにつれ、人も増えてくる。
室堂では私の登山道具を不思議に思ったのか、どこまで行ったか尋ねられた。剱岳、と答え山頂を指さそうとしたが、別山では見えていたその岩峰は人々の賑いの向こうに霞んでしまったのか、そのときにはもう見えなくなっていた。
文学フリマ東京40・出店までの振り返りと反省
昨日、文学フリマ東京40に出店してきました。

あれほど大規模なイベントが無事に終了し、運営に関わられた皆様、特に事務局の皆様には心から感謝しています。ありがとうございました。
また、2000を超えるサークルの中から当ブースにお立ち寄りいただき、本を手に取ってくださった皆様、本当にありがとうございました。とても嬉しかったです。近隣のサークルの方々ともお話しする機会があり、緊張も和らぎました。
せっかくなのでどのようなことを行って準備したかや今後に活かしたいことを、申し込みから当日まで時系列で振り返りたいと思います。これから文学フリマのような同人イベントに初めて参加される方の参考になれば嬉しいです。
0. 全体を通した感想
- 会場いっぱいのサークルの中から、当ブースの本を手に取ってご購入いただけた時の喜びと感謝は、本当に大きなものでした。この経験が今後の創作活動の励みになります。数多くのブースの中から、私の小さなスペースの薄い本に目を留めていただけるのは、奇跡のようだと思いました。ご購入いただいたことはもちろん大変嬉しいですが、購入に至らなくても登山について少しお話しできたことも楽しかったです。
- 周囲のサークルの方々との交流も非常に楽しく、またぜひ参加したいと思いました。今回、アウトドア系の出店は4ブースと比較的少なかったこともあり、和気あいあいとした雰囲気で、話しかけやすいように感じました。アウトドア好き同士、会話も弾み、お隣のキャンプ系サークルの方からはおすすめのキャンプ場情報を伺うこともできました。
- 出店までの一連の経験がとても勉強になりました。本作りの計画から作成まで、そして当日の展示や振る舞いまで、自分ですべてのものを用意して売るという経験はとても楽しかったです。
ここからは時系列に沿って振り返りたいと思います。
1. 事前準備編(申し込み〜冊子作成)
1. 文学フリマに申し込む
勇気が出なかったこともあり締め切りが近づいてから参加を申し込みました。
反省点
- 文学フリマでは、一定数の先着申し込みは抽選なしで参加できます。今回はその先着枠に間に合いませんでした。幸い抽選はなく参加できましたが、結果が出るまで参加できるかどうかが不確かで気がかりでした。やはり、先着枠に入れるよう早めに申し込むべきだったと思います。
2. どういう本を作るか考える
- どこで印刷するかを決める
- どれくらいのサイズで何ページでいくらの本を何部刷るかを決める
- 見ず知らずの人の、大した装丁でもない本を1000円で買うのは抵抗があると考え、薄い本を500円で売ることに決めました。
- 写真を多く使いたいと考えていたため、文庫サイズよりはA4サイズやB5サイズが良いと考えました。紙を持って比較したところ、A4は持つのにちょっと大きすぎるかなと思いB5サイズにしました。
- 今回は本作り自体はじめてだったので、易しく作れるようにしようと思いました。内容を剱岳の登山記録に絞り、予算とも相談して16Pにしました。
- ほとんど売れないだろうと思ったので、10〜20部の印刷を考えました。予算とも相談して20部刷ることにしました。
- どんな内容にするかをざっくり決める
- 登山の感想や写真の記録はブログや登山アプリなどで多く見られますが、登山の行程を地図で示したり、どの地点からどんな景色が見られるかを分かりやすく解説したものはあまりなく、そのような本があればと感じていました。そこで、地図上のどの場所からどういった景色が見られるか、また1日に地図上でどこからどこまで歩いたかが分かりやすく伝わるような内容にしました。
良かった点
- 早めに印刷所と仕様を決めたこと: これにより本の概要が固まり、その後の制作で迷うことが少なかったです。また、過去に利用したことのある会社でしたので、注文もスムーズでした。
- 余談ですが、ラクスルはオンラインで完結でき、規模も大きいため他の方の注文が多くて予定通り注文できないということもなく、初心者がお願いするには良かったと思います。ただ、紙質や装丁にこだわりたい方には少し物足りないかもしれません。
- B5、16ページ、500円という設定: 来場者の方も手に取りやすかったようでしたので、そこまで悪くなかったように思います。(もう少しページ数を増やして20ページにしても良かったかもしれませんが…)
- 20部印刷したこと: 大変ありがたいことに結果として10部販売できたので、20部刷っておいてちょうど良かったと思います。
- 自力での搬入・搬出にしたこと: 部数が少なかったので宅配搬入や、印刷所から直接搬入いただくオプションは取りませんでした。これにより考えること、心配することが減ってよかったと思います。
反省点
- 読者の方をより具体的に想定し、求められるものを考えるべきだった点: 文学フリマは「自分が文学だと信じるもの」を販売するイベントですので、エッセイを本の内容の中心にしましたが、アウトドアジャンルに来られる方は、もう少し分かりやすいガイドのようなものを求めている印象を受けました。そのため、もっとガイドブックのような表紙や内容にしても良かったかもしれません。
- 一般的に、見ず知らずの人のエッセイを読みたいと思う方は多くないでしょうから、「剱岳へのガイドブック」のような体裁にし、読んでみたら文章がエッセイでそちらも面白い、という形を狙うと良かったと考えました。
- 先人のブログや YouTube を見て同人誌作成の予習を行っておくべきだった: 仕様の決定や内容、その後の直前準備についても先人の知恵がたくさんありました。はやめに調べておけばよかったです。
今後挑戦したい点
- 製本へのこだわり: 今回、他の方の本を見て、紙質や表紙の厚さにもこだわり、繰り返し読みたくなるような本を作りたいと思いました。今後は製本所の選定にも取り組んでみたいと思います。
3. 実際に本の中身を作る
DTPソフトとしてCanvaを利用すると決める
- InDesignなどの本格的なDTPソフトは使ったことがなく、これから勉強する時間もないだろうと思い、仕事で利用経験のあるCanvaを使うことにしました。Canvaには豊富なテンプレートが用意されているので、それらを活用することで比較的見栄えの良いものが作れて良かったと思います。
具体的な制作ステップ
- どのようなスタイル(ポップな感じか、シックな感じかなど、全体のテイスト)にするか、テンプレートを参考にしながら方向性を決定する
- テンションの高すぎない落ち着いたものを作りたかったので、シックなテイストにしました。
- 各ページにどのような内容を配置するか、大まかな割り付けを検討する
- 16Pの中で、3日間の登山の工程と写真、アクセスを書くと決めて割り付けました。
- 写真や文章を実際に配置する
- 配置した写真や文章、全体のレイアウトを調整する
- コンビニで試し刷りをし、実物を見て気になる点を修正する
- 修正後のものを入稿する
- 4月26日にラクスルに入稿し、5月頭に届きました。
良かった点
- 他の雑誌を参考にしてレイアウトを考えた点: 写真を多く使うので配置がけっこう難しいだろうと考えていました。そこですでにある雑誌をいくつか参考にしながらレイアウトを考え、ある程度見やすいものができたのではないかと思います。
- 早めに作業に取り組んだ点: 絶対に時間がかかるだろうと思っていたので、3月頭に文学フリマの参加が決まってからはやめに手を付けました。想定外に時間がかかるので早めにやっておいてよかったです。ただ、今回は十分に時間が取れましたが、仕事をしながらだとけっこう厳しかっただろうと思います。
反省点
- 表紙をもっと凝らなかったこと: なんにも考えずテンプレート通りの表紙を作ってしまいましたが、本の内容をパッと見てわかるように工夫したほうが良かったと思いました。
- 事前に手書きの構成案(ネーム)を用意しなかったこと: Canva上で直接内容を作りながら割り付けやレイアウトを考えましたが、制作を始める前に、紙やiPadなどで手書きの構成案(漫画でいう「ネーム」のようなもの)を準備しておけば良かったと感じています。実際に作りながらレイアウト変更を繰り返すと、予想以上に時間がかかってしまいました。事前に大まかな骨子を固めておくべきでした。
- 文章の修正に想定以上の時間がかかったこと: 文章の修正作業にも、予想以上に時間を要しました。ブログ記事を元にしましたが、読み返すと修正点が多く見つかり、結果的にほぼ書き直しに近い作業量になってしまいました。そのため、冊子を作り始める前にある程度文章を完成させておく方が効率的だったと思います。ブログを書く時点でAIに相談しておくと良かったです。ただ手間なので時間との兼ね合いですね…。
- ちなみに、この記事もAIに相談しながら推敲を進めています。
今後挑戦したい点
2. 直前準備編(展示準備)
本当に直前の5月9日に展示の準備を始めました。ここらへんは突貫工事すぎました。本来はきっともっと奥深いものだと思いますが、記述が浅くなってしまっています…。
- 展示にはどういったものが必要か調べる
- 机のサイズを確認し、同人イベント準備についての YouTube や記事を見てどういったものが必要かを確認しました。
- 「お品書き」という単語(イベントで出す物一覧表)をここで知りました笑
- お釣りの用意もしました。
- どういう展示にするかを考える
- メモ帳になんとなく絵を書いてレイアウトを考えました。
- シックな感じの本なので、落ち着いた感じのブースで、青と緑を使った展示にしようと考えていました。
- 買い物をする
- 時間がなかったので全部100円ショップで済ませました。
- POPやお品書きなどを作る
- Canva のテンプレートやセブンイレブンのテンプレートを使いながら作りました。
- リハーサルする
- 家の中で机の上に実際に置いてみて、当日のリハーサルを行いました。
当日はこんな感じの展示になりました。

良かった点
- 当日の持ち物の予習をしておいた点: スケッチブックや養生テープ、付箋が必要と言われていたので、持っていきました。自分では思いつかないものでしたが、当日実際に使ったので持っていってよかったと思います。
- お釣りのための100円玉を日頃からためておいた点: 日頃から1000円札を積極的に崩すことにより、お釣りはたっぷり用意できたので当日困ることがありませんでした。
反省点
- 展示の準備が遅すぎた点: 買い物の時間もほぼなく、こだわる余裕がありませんでした。とりあえず無難にグレーのテーブルクロスを買いましたが、もうちょっと凝っておけばよかったと思います。展示準備は冊子作成が律速にならないので、並行してやっておけばよかったです。
- 予習不足だった点: 展示に関するインプットが少なすぎて、どういう展示がよいのか、どういう展示を目指したいのかのイメージが湧きませんでした。類似イベントに参加した際にどういう展示が良いか、インプットしておくとよかったと思います。
今後挑戦したい点
- テーブルクロスへのこだわり: グレーは無難すぎました…。展示と合わせてテイストを考えていきたいです。登山をするため、手ぬぐいをたくさん持っているので、それを利用することを考えています。
- 登山グッズの展示: 机上に何かしらの登山に関するアイテムがあると賑やかになりそうだと思います。あんまりイメージがついていないのですが、カラビナ、ヘッドライト、コッヘルとか…?
- ポスタースタンドの利用: 机上のポスタースタンドや、背面ポスタースタンドを使って売っているものをわかりやすくPRできると、来場者の方も手にとりやすくなるだろうと思いました。
3. 当日編
1. 一般参加者入場前に準備をする
- 10:30 から入場可能ですが、すこし時間をずらして10:45ごろに会場に入りました
- 近隣のサークルの方に挨拶をする
- ためし読みコーナーに見本誌を置く
- 展示を準備する
良かった点
- ためし読みコーナーに貼るためのシールを事前に記入しておいたこと: 当日の入場券と同じ封書にシールも同梱されていました。前日にあらかじめ記入を済ませておいたので、当日は貼って置くだけとなり焦らず済んでよかったです。
- (当然ですが)近隣のサークルの方に挨拶をすること: 隣り合っている方とはちょこちょこ話す機会がありますので、あらかじめご挨拶をすることでその後のコミュニケーションもスムーズになると思いました。
今後挑戦したい点
- 入場時間はもう少し遅くてもよさそう: 11時ごろでも大丈夫そうだなと思いました。凝った展示だと早めに入ったほうがよさそうですね。
2. 店番する
開場してから撤収するまで、お客さんに声をかけつつ、近くのブースの方とお話したりしつつ店番をしました。
良かった点
- 声掛けの工夫: 気になっている方がいらしたら「お気軽に手にとってご覧ください」、「写真だけでもご覧ください」とお声掛けして、興味のありそうな方に見ていただくことができました。声をかけられたくない方もいらっしゃると思うので様子を見ながらですが…。
反省点
- 表紙やPOPの工夫: 先述の内容と重なりますが、もっとパッと見で本の内容がわかるようにすべきでした。来場者の方はたくさんのブースを見ていらっしゃっているわけですから、パッと見て何の本かわかるようにしたほうが親切だと思いました。「剱岳の登山記録とガイドブック」くらい言い切って強調してもよかったなと思います。
- 何時ごろどういった方がいらしたか記録をつけておくとよかった: 何時ごろいらっしゃる方が多いか、どういった方が多いかの記録をつけておくと次回以降の開催に役立つと思いました。体感では14~15時ごろが多かった印象です。
今後挑戦したい点
- グッズの準備: しおりやシール、チラシなど無料で頒布できるグッズがあると会話のフックになりそうだと思いました。
3. 買いたかった本を買う
トイレのために離席したついでに気になっていたブースを見に行ったり、はやめに店じまいをして会場を周ったりしました。
反省点
欲しい本は午前中に買うべきだった: 気になっていた本は午後2時過ぎ頃には売り切れてしまっていました。せっかく早く入場できているのですから、早めに買っておくべきでした。
4. 撤収
忘れ物がないか確認して、近隣のサークルの方に挨拶して撤収します。
最後に
覚えているうちに記録しようと思ってつらつらと書き殴ってみました。
まあ…、同人活動ですし、多くの人に手にとってもらえずとも誰か一人にでも刺さって手にとってもらえれば十分過ぎるほど嬉しい成果だと思います。そういった意味で好きな本を好きなように作ればいいとも思うのですが、やっぱりできる限り多くの方に手にとっていただけたらもっと嬉しいとも思うので仕事みたいな振り返りになってしまいました。
効率的にできなくても、うまくできなくても出店することは楽しかったですし今後も出していきたいなと思いました。アウトドアブースが全然いなかったので、今後増えていくと嬉しいなと思います…!次は、初心者からステップアップするためのアルプス登山のご提案とエッセイについて書いてみたいなと思っています。
私自身の経験が今後どなたかのお役に立てば嬉しいです。